この方法はバスケ歴25年以上のマサテガとその息子ナトのシュート率が上がったトレーニングになります。
特に止まった状態なら入るけど、動きの中でシュートすると入らない…という人にはかなり効果的かと思います。
ミニバス世代から社会人まで年齢は関係なく有効な方法なので、ぜひお試しください。
動きながらのシュートと言うのはレイアップシュートではなくて、プルアップジャンパーやパスミートからのミドルシュートの事です。
この記事であなたにお伝えしたいこと
なぜ動きの中でのシュートが入らないのか?
なぜ止まっている時は入るのに、動きが加わると入らないのか、この一番大きな理由はしっかりと上に跳べていないというところにあります。
というのも、横の動きをしっかりと上に変換することができていないために、シュートを打つ時に横にズレてしまい、シュートが安定しなくなってしまうんです。
だから、止まっている時は入るのに、動きが加わると入らなくなるわけです。
バスケットボールというスポーツにおいてシュート率を上げるというのは、とても重要な要素となってきます。可能な限り高くできるように努力したいものですね。
バスケのシュートが安定するトレーニング(筋トレ)とは?
そこで、この横の動きを上に変換するためにおすすめのトレーニングが何かというと、ズバリ、ジャンプトレーニングです。
なぜジャンプトレーニングが有効なのか?
それは、ジャンプトレーニングをすることで、横の力をしっかりと上に伝える動きを鍛えることができるからです。
全力で跳ぶ練習を繰り返すことで、跳んだ時に体幹が安定することにもつながりますからね。シュート率を上げるために体幹を良くするのはとても有効と言えます。
そもそも、動きの中でのシュートが苦手な人の多くは、跳んだ時に横に流れてしまう傾向にあり、これは癖もありますが、これまでの練習でしっかりと上に跳ぶという動作に慣れていない事に原因があると私は考えています。
つまり、ジャンプトレーニングをすることで、しっかりと勢いを上に変換する動きを体に教えることができれば、結果としてシュートが安定してくるわけです。
ジャンプトレーニングをする時の注意点とは?
トレーニングはとても簡単です。両足で全力ジャンプをすればいいだけです。と言っても、いくつか注意点がありますが…。
まず1つ目は、ジャンプした時の体幹を良くするために「いろいろなステップで跳ぶ」ということ。
多くの人は全力でジャンプする場合、得意なステップ、例えば、左足、右足の両足ジャンプが得意な場合はそのステップでしか跳びません。
そりゃそうですよね。そのステップが一番高く跳べるわけですから…。
でも、バスケでシュートを打つ場合、得意なステップがあるのは悪い事ではないけど、より高みを目指すのであれば、いろんなステップでシュートできた方が良いでしょう。
このことからも、得意なステップだけではなく、いろんなステップでジャンプ練習をすることで、より安定したシュートを手に入れることができます。
2つ目は着地です。全力ジャンプをする時の着地をしっかりと両足でバランスよくしないと、怪我に繋がる事があります。
せっかくレベルアップするためにトレーニングをしているのに、怪我をしてしまっては元も子もありませんからね。ご注意ください。
シュート率アップのジャンプトレーニングメニュー
とても簡単なメニューなのでぜひ試してみてください。
◆両足ジャンプ(助走あり)
右足左足→右手タッチ×10回
右足左足→左手タッチ×10回
左足右足→右手タッチ×10回
左足右足→左手タッチ×10回
◆垂直跳び(助走無し)
両足で連続ジャンプ×10回
メニューは5つ。各10回です。そこまで強度はないので、可能であれば毎日やってみてください。
以下は息子達が実践しているジャンプ力アップトレーニングの動画になります。ご参考までにご覧ください。
ちなみに、この動画では片足ジャンプがありますが、ミドルシュートとは関係ないので今回のシュート率アップのメニューには入れていません。
シュート率が上がるトレーニンの方法(筋トレ)まとめ
意外とジャンプトレーニングをほとんどしたことがない…という人は多いんじゃないでしょうか。
得意なステップでしか跳んでいない…という人もいるでしょう。
そういう人は、このトレーニングをすることで今までより安定した状態でシュートが打てるようになると思います。
効果は個人差がありますが、劇的に良くなる場合もあります。早ければ1~2週間ほどで効果が現れるので、ぜひお試しあれ!!