※この記事はバスケットのドリブルテクニックをすべて網羅することを目的に書いております。
ゆえに長文です…ただし、長文ではありますが、必殺スキルとなりうるドリブルテクニックを動画と共に紹介しているので、あなたのお探しのドリブルスキルも見つかることでしょう。
では、どんなドリブルを紹介しているのか一例をご覧ください。
・ステファンカリーの美しすぎるステップバックからのスリーポイント!
・カイリーアービングの人間技とは思えない高速ドリブル!
・キラークロスオーバーの始祖ティムハーダウェイのダブルクロスオーバー!
・ジェームスハーデンの切れ味抜群のユーロステップ!
・トニーパーカーの高速クロスオーバースピンムーブ!
・スティーブナッシュの必殺ムーブのヒップスウィブル!
これらの一流のNBA選手の動画を例に、即試合で使える実戦的なドリブルのテクニック動画をかき集めて紹介してます。
あなたのドライブにさらなる磨きをかけるために、ぜひ必殺技ドリブルスキルを身に付けてください。
そして、スパーーンッ!っと、ズバーーンッ!!
と相手ディフェンスを抜いちゃいましょう!!
マサテガも子供達もこの動画でかなりレベルアップしました。
1on1が上達したいという方はご覧ください。
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【Lv1】必殺ドリブルで相手を抜く!王道のクロスオーバードリブル!
クロスオーバードリブルは相手を揺さぶってフロントチェンジで抜き去るドリブルテクニックです。
とりあえず、これができないと話になりません。
逆に言えば、クロスオーバーを完全にマスターすることができれば、そのほかのドリブルの技も劇的に上達するとも言えるでしょう。
“論より証拠”
というわけで、このクロスオーバーを自由自在に使いこなし、NBAでもスターダムにのし上がった二人をご紹介しましょう。
まず一人目は【元祖キラークロスオーバー】と言われたティムハーダウェイ!
キラークロスオーバーというのは、ティムハーダウェイがクロスオーバーで、あまりにも華麗にディフェンスを抜き去ることからつけられた名称です。
ハーダウェイのクロスオーバーはダブルクロスオーバーというもので、レッグスルーからのフロントチェンジによるものでした。
その後、アレンアイバーソンのクロスオーバーもキラークロスオーバーと言われたりもしました。
・動画:ハーダウェイのダブルクロスオーバー(キラークロスオーバー)
アレンアイバーソンのクロスオーバーはハーダウェイのものとは違って、抜く姿勢でボールを保持し、体をゆらゆら、と揺らすボディフェイクからのフロントチェンジによるものです。
・動画:アレンアイバーソンのキラークロスオーバー!
私個人としては、あの空間を切り裂くようなスピード感あるアイバーソンのクロスオーバーが好きでしたが、あなたもクロスオーバーを最高レベルまで上げて、最強の武器といえるキラークロスオーバーを手に入れてください。
【Lv2】幅広く活躍するレッグスルー!……か~ら~のっ!っでプレーが変わる。
レッグスルーは股下をとおすドリブルテクニックです。ドリブルの中でもこのレッグスルーはとても使用頻度が多いドリブルといえるでしょう。
ディフェンスとのスペースがない状態で素早くドリブルチェンジができるので、ボールをキープ(保持)したい時にも必須のドリブルスキルといえます。
さらに、レッグスルー単体でもディフェンスを抜き去ることができ、ハーダウェイが得意とした技「ダブルクロスオーバー」もレッグスルーからのフロントチェンジという応用技でした。
私はジェームス・ハーデンのレッグスルーとかも好きです。
レッグスルーで間合いをとってステップバック…きれいでかっこいい技ですよね。
・動画:ジェームスハーデンのレッグスルー!
前から股下をとおすレッグスルーや、トップスピードからブレーキをし、股の外側からとおすレッグスルー、間合いを作るためのレッグスルーなど技のバリエーションも多いので、いろいろなパターンのレッグスルーをマスターしておけば試合でも大活躍の技となるでしょう。
【Lv3】すべてのポジションで使えるドリブルスキル!バックロールターン(スピン)
バックロールターンは片足を軸にしてグルンッ!と体ごと回転するターンになります。ガードからセンターの選手まで幅広く活用できる技のひとつでもあります。
ガードがフロントコートへボールを運ぶ時に使用したり、センタープレーヤーがインサイドでスピンしたりとシチュエーションによってロールターンのタイプもちょっとづつ違いがあります。
私はガードでこのロールターンを得意としているNBA選手といえばパーカーだと思っているんですが、パーカーの場合はキラーロールターンといえるほど切れ味あるスピンを決めてしまいます。
パーカーのロールターンのポイントとしてはクロスオーバーと併用してのスピンが多く、中でもスピンに入る前のフェイクが絶品と私は考えています。
あの、前段階のフェイクでディフェンスの体が完全にずれているので、そのあとスピンされると完璧に置いていかれるのです。
・動画:トニーパーカーのクロスオーバースピンムーブ
・動画:カイリーアービングの高速スピンムーブ!
このほかにもカーメロアンソニー、レブロンジェームス、ブレイクグリフィン、ジョンウォールなどロールスピンがすごい選手は多数います。
- 高速フロントチェンジからのロールターン
- 体を預けてからのロールターン
- ボール運びの時のロールターン
ほかにも、いろんなパターンのロールターンがありますが、臨機応変に使えるように様々なテクニックをマスターしていきましょう。
【Lv4】バックチェンジはガード・スコアラーに必須のドリブル技術!?
バックチェンジがどんなドリブルかわかりやすく例えると “フロントチェンジ【後ろ版】”
ビハインドザバックと似ているドリブル技術なので、どう違うの?と思われる人も多いんじゃないでしょうか。
そういう私はというと、
どっちでもいいじゃ~ん!
って思ってました^^
で、違いですが、バックチェンジは切り返しメインで、ビハインドザバックは後ろを通して前にドリブルをするという感じになります。
さらに詳しい解説についてはこちらの記事にて解説しているのでよかったらご覧ください。
さて、バックチェンジの使いどころですが、やはりメインはガードになると思います。
ボール運びやディフェンスとの間合いを作りたいときにバックチェンジでスペースを空ける、といった感じですね。
バックチェンジはディフェンスにカットされにくいドリブルテクニックなので、とても重要な技術です。
あとは、スコアラーが「ドライブからの急ストップ⇒バックチェンジ⇒ジャンプシュート」というのもよく見られるプレーですね。
そのほかにも、バックチェンジからのシュートヘジテーションからのドライブなど、バックチェンジは応用が利くテクニックなのでぜひマスターしてもらいたいドリブル技術です。
【Lv5】ビハインド・ザ・バックでキレッキレ!の動きを手に入れよう!
さてあなたがビハインドザバックで思い浮かべるNBAプレイヤーと言えば誰になりますか?
私はステファンカリーとカイリーアービングです。この二人のビハインドザバックはぜひ真似をしてもらいたいと思っています。
マサテガの子供にも真似をするように見せてます。
その理由ですが、カッコいいから…というのもあります。
マジカッコいいので。
でも一番の理由は、実際に “試合中に有効活用できる” というのが大きいです。
カイリーアービングのダブルビハインドザバックが試合中に決まればスカッとするでしょうね。
あと、大技を見せると相手が引きます。
引けばミドルを打てばいいので見せ技としてもいいかもしれませんね。
数多くのドリブルテクニックがありますが、どこでどういうテクニックを使うのか…という選択も重要になってくるでしょう。
・動画:カイリーアービングのダブルビハインドザバック!
はい、次はステファンカリーのビハインドザバックのクロスオーバー動画です。
カリーのビハインドザバックからのドライブ or ステップバックシュートはやばいですね。真似しましょう^^
・動画:ステファンカリーのビハインドザバック!
どうでしたか?
ビハインドザバック…超かっこよくないですか?
動画からもかなり実践的な技ということが分かってもらえたのではないでしょうか。
これをマスターしないなんてもったいなさすぎる。ということで私も現在進行形で練習中。
もちろん、ちびっこ勇者も練習中!
【Lv6】インサイドアウトはバスケ技で最強のドリブルフェイクとも……
インサイドアウトは片手で 「外⇒中⇒外」 という風にボールを動かすドリブルスキルで、誰でも簡単にできる比較的イージーな技と言えるでしょう。
しかし…
この技、実はかなり奥が深く、、、
ものすごく深く、、、
極めれば最強とさえ言われるぐらいの技とさえ……
マサテガさ~ん!誰が言ってるの~?
・動画:クリス・ポールのインサイドアウト!
これ見てもわかると思うんですが、NBAでもめっちゃ使われている技なんです。
あと、この動画にも出てくるインサイドアウトクロスオーバーという、インサイドアウトとクロスオーバーの複合技があるんですが、これを使い分けることができれば “あなたの必殺ドリブル” になるでしょう。
クリスポール・カイリーアービング・ステファンカリー、トニーパーカーなどもそうですが、ほかにもNBAで使っていない選手はいないのではないか…
というぐらい、よく使われているドリブルテクニックです。
クロスオーバーやビハインドザバックなど、ほかのドリブルテクニックとの組み合わせもしやすいので、あなたの必殺ドリブルに加えないと絶対に損をしてしまう極上のドリブルテクニックと言えるでしょう。
【Lv7】チェンジ・オブ・ペース(ヘジテーション)を駆使してディフェンスを出し抜くべし!!
ドリブルテクニックとしては “緩急をつける” というスキルです。
ヘジテーションという言い方をすることもあります。(※ヘジテート⇒躊躇する)
基本的なドリブルテクニックではありますが、しっかりと身に付けることで、華麗にディフェンスを出し抜くことができるとても素敵な技術です。
「遅い⇒速い、速い⇒遅い」を組み合わせたドリブルなので、技を出すタイミングがとても重要になります。
フワッとスキップステップをしたり、ドリブルしながらシュートフェイクをしたり、ドライブをやめたとみせかけて、再度アタックしたり、いろいろなパターンが考えられます。
さらに、これまでに紹介してきたドリブルテクニックに、このチェンジオブペース(ヘジテーション)を織り交ぜてみてください。
それはそれは、気持ちよくディフェンスを出し抜くことができるでしょう。
・動画:シュートヘジテーションといえばステファンカリー!
緩急という点でチェンジオブペースがものすごいのはデリックローズでしょうか。
ほかにも、レブロンジェームス、ジェームスハーデン、トニーパーカー、とか…まあ、すべての選手が使ってます^^
というか、使えないと話にならないレベルと言えるかもしれませんね。
それぐらいバスケットボールにおいては、チェンジオブペース(ヘジテーション)は重要なスキルと言えます。
っていうか、緩急だけでタイミングをズラせれば、それだけで抜き去ることができてしまいます。
ぜひマスターしてディフェンスをブチ抜いてやってください。
【Lv8】マスターすれば世界が変わる!?ステップバックは使えないと100万%損しまっせ~!
その名のとおり、後ろ、もしくは後ろ方向、横方向に飛ぶようにステップしてスペースを空けるドリブルテクニック。
スキップスキルともいえるかも…。
私も完全マスターとまではいかないまでも、試合で使っているテクニックです。
このステップバックは、使えるだけでシュートの幅が増えるので絶対マスターした方がいい技と言えます。
ちびっこ勇者ナトにも教えて、なんとなく形にはなってきました。
練習のコツとしては、ステップの感覚を体に教え込ませることで、自然とできるようになります。
ステファンカリー、ジェームスハーデン、アンドリューウィギンス、デリックローズ、レブロンジェームス、クリスポールトレイシーマグレディ……
はい、有名どころはほとんどステップバックというテクニックを使ってます。
というわけで、NBAの有名どころのステップバックがまとめられた動画をどうぞ。
・動画:NBA2018シーズン ベストステップバック!!
ポイントはディフェンスの位置や軸足を意識しつつ、前段階のフェイクでどういう風に揺さぶってステップバックをするのか、ここが重要になってきます。
前に揺さぶったり、縦の揺さぶりを入れたり、チェンジオブペースで油断させて、突如ステップバックをしたり、とパターンはいくらでもあります。
高確率でシュートが入る “必殺のステップバック” をマスターしてください。
世界が変わりますよ。
【Lv9】ディフェンスをアンクルブレイクするならコレでしょ!ブレーキドリブル&プルバック
このドリブルテクニックの特徴は名前に「ブレーキ」とあるように、ドライブから急ブレーキをする技になります。
プルバックというのは進行方向とは逆(後ろ)にドリブルする技術で、ステップバックと同じような種類のドリブルテクニックです。
シチュエーションとしては…
ファーストブレイクや1on1のドライブして突っ込んでいく⇒ブレーキドリブルでストップ⇒プルバックでスペースを空ける⇒そこからはシュート or カウンターでアタック or ステップバックしてシュート…
などいろいろなパターンが選択できます。
といっても実践で使用するなら、かなりフィジカルを鍛えておかないと “相手を粉砕する必殺ドリブル” と言えるレベルにはならないでしょう。
日々、鍛錬することで、ハンドリング、ドライブのキレ、ブレーキするときの姿勢、その後の動作につなげるためのフィジカルを整えてマスターすることで、必殺スキルになるのです。
・動画:ブレーキドリブルとプルバックからのシュート!
急に止まるからアンクルブレイクにもなりやすいテクニックと言われています。
アンクルブレイクの動画は結構ありますがブレーキドリブル&プルバックはよく出てきます。
ただし、アンクルブレイクするならドライブのスピードが鬼のように速くないと厳しいかもしれませんが…。
とはいえ、これもステップバックと同様、ある程度のレベルで使えるようになれば、プレーの幅はかなり広がるのでぜひチャレンジしてもらいたいドリブルスキルと言えるでしょう。
【Lv10】ロッカーモーション(ロッカーステップ)で前後&上下に揺さぶりまくれ!
ロッカー(Rocker)は日本語で揺り軸、揺り子という意味ですが、ドリブルテクニックとしては前後、上下にフェイクをする動作になります。
ロッカーステップはジャブステップとも言いますが、マイケルジョーダン、コービーブライアント、レブロンジェームスなどNBAでも有名どころがよく使ってる技です。
動作としては、ピボットの時に、足をトンットンッとするフェイクで縦に、さらにシュートフェイクを加えて上にもディフェンスを揺さぶります。こんな感じです。
・動画:コービー・ブライアントのロッカーステップ
ちなみにロッカーモーション(ロッカーステップ)というのはドリブルをしながら「ドライブに行くと見せかけて、止まって、ドライブする」というように縦に揺さぶりをかけるフェイクです。
ロッカーモーションはいかに相手をだますか…が重要になるフェイクで、前段階の伏線も重要になってくるスキルだと私は思っています。
コツは “いかに自然な感じでドライブをやめたふりをするか” だと思うのですが、この「ドライブすると見せかけて、やめて、ドライブする」は実際にやってみるとわかると思うのですが結構難しいんです。
ただし、難しいだけに決まると完全に抜き去ることができるし、そのまま得点につながるテクニックなのでぜひマスターしてもらいたいと思います。
【Lv11】ボディフェイク(ショルダーフェイク)をマスターすれば一瞬で抜くことも可能!?
このドリブルテクニックはクロスオーバーの時などに、上半身をユラユラさせたり、肩を使ってフェイクする動作になります。
コツとしてはディフェンスの足をそろえて反応できない状態にしたいので、強弱をつけながら速くユラユラするとよいでしょう。
ボディフェイクで代表的な選手といえばアレンアイバーソンだと思うのですが、ほんとすごい切れ味です。
・動画:ボディフェイクマスターと言えばアレンアイバーソン
もちろん、アレンアイバーソンのスピードがあるからこそ、ここまで華麗に抜き去ることができるのでしょうが…にしても、うっとり見とれてしまうほど素敵なクロスオーバーですね。
特徴としてはガルウィングのような感じで、腕を伸ばして、足は左足が前のことが多い、そして、体のユラユラは「左⇒右⇒左からの右へドライブ」というのがメインのパターンのようです。
ただ、このフェイントも、その前段階のプレーやスクリーンの位置などがあってのクロスオーバーなので、やはり状況に応じて臨機応変に使っていく必要はあるでしょう。
あなたもアイバーソンばりのキラークロスオーバーをマスターしちゃいましょう。
まずは真似からスタートですね。
【Lv12】速攻での破壊力が鬼になる!クロスジャブ(ドリブルジャブ)で切り裂け!!
ドリブルテクニックとしてはとても簡単。なぜなら、右から左にフロントチェンジしたと同時に一度体を右に揺さぶるというスキルだからです。逆も同じですね。
スピードに乗っている時に使えば、一撃でディフェンスの体をズラすことができるでしょう。
また、クロスジャブを使っていると、それが伏線となって、次のドリブルで逆に抜いたり、そのまま直進したりと、速攻でのスピーディーな攻めの幅が広がります。
私がこの技を始めて見たのはこの動画でした。
ちょっと長いですが何度も出てくるのでよかったらご覧ください。
・動画:速攻からのクロスジャブで得点を量産!
あと、ジェームスハーデンが中に切り込んでいく時、ユーロステップの前段階で体を揺さぶってクロスジャブのようなテクニックを使っています。
・動画:ジェームスハーデンのユーロステップ!
この技の利点は “スピードがほとんど落ちない” 、それと、一瞬ボールと逆に体を振るので、そのあとのドリブルで “どちらにも抜きにいける” というところです。
クロスジャブ(ドリブルジャブ)だけでも破壊力抜群だけど、ユーロステップとの複合技でさらに攻撃力を極限まで高めちゃいましょう!
【Lv13】アイザイアトーマスの必殺技ハーフスピンで出し抜くべし!
ハーフスピンはアイザイアトーマスが得意としているムーブ。
他にはクリスポールやカイリーアービングなど、アイザイアトーマス以外でも多くのプレイヤーが使用しているムーブです。
動き方はそこまで難しいものではないのですが、タイミングや体の角度などディフェンスを完全に出し抜くためには細かい部分までしっかりと意識する必要があります。
ハーフスピンの体の動かし方
- 足を前に出しながら体を半身にする
- 顔はディフェンスの動きを確認
- 一瞬動きを止める
- ディフェンスの足が前足よりも内側にあるか確認
- 内側であれば一気に加速して抜き去る
重要なのは ” 攻めるのをやめて仕切り直すように見せかける ” ことである。
そのためにはしっかりと緩急をつける必要がある。では、お手本となるアイザイアトーマスを見てみましょう。
こちらの動画では「ハーフターン・ヘジテーション」となっていますが、呼び方は様々あるようですね。
ちなみに我が家では「ハーフスピン」という前は「ロッカーモーション」と言ってました。
このムーブはアイザイアトーマスの様に中にドライブする時にも使用できますが、ディフェンスとスペースをとりたい時にも役立ちます。
あとはピック&ロールなどでも効果的に使用することができるので、かなり活躍の場があるムーブだと思っています。
我が家の子供達にもこのムーブは積極的に使用するように言ってます…まだ試合で絶妙のタイミングで使えるレベルではありませんが^^
ぜひマスターして使用してみてください。決まれば完全にぶち抜くことができると思いますよ。
【Lv14】あのスティーブ・ナッシュが多用していた超絶ムーブ:Hip Swivel(ヒップスウィブル)
このヒップスウィブルは歴代のNBAのPGの中でもトップ10に入ると言われているスティーブナッシュが多用していたムーブになります。
現在では、ほぼすべてのNBAのガードが使用していると思われるガードの必須ムーブですが、その効果は絶大で完璧にマスターすることができれば、かなり役立つのは言うまでもありません。
Hip = お尻
Swivel = 回転(旋回)する
動き方→ディフェンスに対して横もしくは後ろを向いている状態からお尻(腰)を回転させて正対した状態を作る
最も重要なポイントは、お尻をキュッと回転した後にディフェンスと正対するという事です。
スウィブルした後に横を向いていてはいけません、なぜなら、正対することでディフェンスに対してドライブ・シュートがある状態を作ることができるからです。
そう、横と正対した状態ではディフェンスに与えるプレッシャーが変わってくるという事ですね。
なので、このヒップスウィブルを使用する場合、しっかりとお尻を回転し、ディフェンスと正対するように意識しましょう。
では、ナッシュが実戦で使用している動画を見てみましょう。さらに理解力が深まると思います。
youtubeで「Hip Swivel 」で検索してみてください。
このほかにもヒップスウィブルに関するドリルの動画がたくさんアップされています。
ナッシュのようなスーパーガードを目指すならヒップスウィブルは絶対にマスターしてもらいたいムーズです。
いろんなシチュエーションをイメージしながら実戦で使えるようになってくださいね。
【Lv15】ハンドリングレベルを引き上げろ!ドリブルシェイク(コンボムーブ)マスターで無敵状態を手に入れろ!
ドリブルシェイクもしくはコンボムーブとかドリブルコンボとも言われたりするようですが、このドリブルテクニックは、これ単独の技というわけではありません。
クロスオーバー、ロールターン、ビハインドザバックなど、これまでに紹介してきた技を組み合わせることでなる複合技になります。
ハンドリングレベルを限界まで引き上げることで攻撃力がどんどん上がっていくドリブルテクニックと言えるでしょう。
・動画:カイリーアービングのコンボ!コンボ!コンボ!
ポイントとしては多彩なドリブルを駆使して、ディフェンスのバランスを崩している、もしくは、足をそろえた状態(動けない状態)にしていること。
さらに、トップ選手のすごいのは、この速いドリブルをしている中、ディフェンスの位置や体勢を見て “抜く or シュート or パス” を選択しているところです。
この動画ではシュートがほとんどだけど…
このことからもわかるように、常に周りを見ている状態で、しっかりと視野を確保した状態でドリブルをしています。
そう “ドリブル中にボールばかり見ていない” ということ。
そうなるためには、ドリブル練習の時に “ボールに意識がいきすぐないように、しっかりと頭を上げて周りを見れるようにする” 必要があります。
多くの人がドリブルを練習する時って、ほんとにしっかりと意識していないと、ドリブルに集中してボールを見てしまいがちです。
それだと、ハンドリングレベルは上がるかもしれませんが、周りが見えないので中途半端なレベルになってしまう可能性が高くなる。
どうせなら “ドリブルもできて、シュートもできて、パスもできる” そういう選手になりたいですよね。
そのためには、日ごろのドリブル練習で、しっかりと頭を上げて、視野を確保した状態で練習をするようにしましょう。
これは確実に言えることですが、視野が広い選手、周りを見れる選手になることができれば、それだけで頭2つ3つ抜けることができます。
常に周りに意識を置いた状態で練習をし、ドリブルシェイクをマスターして、自由気ままにゲームを支配できるようになりたいものですね。
【Lv16】実はとても重要な下がるドリブルテクニックのリトリートドリブル!
ディフェンスにボールを取られないように体を半身にした状態で後ろに下がりながらドリブルするテクニック。
オフェンスがプレッシャーをかけてきた時やドライブを止められた時に使用し、顔をしっかりと上げた状態で下がるようにしましょう。
この後ろに下がるドリブルというのは、実はとても重要な技術で、これが無意識レベルでできる選手は少ないように私は思っています。
まずは、顔を上げて、体を半身にし、しっかりとボールをキープした状態で、後ろに下がれるように練習をしましょう。
次に、そこからディフェンスの動きを見ながら、右、左に切り返して抜けるようになればとりあえずOKのレベル。
あとは、このリトリートドリブルからビハインドザバックやロールスピンにつなげれるようになると、より活用範囲が広がるのでいろいろなシチュエーションをイメージして練習するとよいでしょう。
このリトリートドリブルをマスターすると、プレッシャーをかけられた時でも冷静に対処することができるようになり、プレーの幅が広がるので確実にマスターしてもらいたいドリブルテクニックですね。
【Lv17】フローティングドリブルで横のズレを作って攻める!
フローティングは「浮かんでいる、浮遊の」という意味があり、その名のとおりフワッと浮くようなイメージのドリブルテクニックです。
フワッと浮くような…と言っても「上に飛ぶ」ということではなく、その場から横にフワッと移動するイメージが正しい。
※記事下にあるクリスポールの動画にて動きを確認してください
横にフワッと浮くことで、ディフェンスと “横のズレ” を作り、その後のディフェンスの動きによって、いろいろな選択肢が選べるようになります。
フローティングドリブルをするうえでのポイント
- 右側にフローティングする場合は、右手で内側から、外側に引き上げるようなドリブルをする
- サイドステップでフワッと横にズレる
- しっかりとボールを浮かして、手の中にボールを保持する
- シュート、ドライブ、パスができる体勢を保つ
これらのことを意識し、フローティングドリブルを扱うことができれば、プレーの幅が広がるのは間違いないでしょう。
それでは、いくつか例を挙げてみましょう。
- 詰めてきた場合・・・クロスオーバーで切り返して抜く
- 体が接触するほどのプレッシャーであればロールスピンで抜く
- そのままスペースが空いた状態であればシュートを打つ
- 横ズレをしてヘジテーション(ドリブルができる状態でシュートフェイク)からのドライブ
というように、フローティングドリブルで横ズレを作ることで、幅広い選択肢を持つことができるようになります。
・動画:クリスポールのフローティングからのドライブ
ダダダーと走って、横にフワッとする。
クリスポールの動画を見て、どんなシチュエーションで使うのかイメージしてみてくださいね。
フローティングドリブルはミニバスでも練習に組み込まれることが多くなっており、確実にマスターしておきたいドリブルテクニックですので。
違和感なく自然な状態で繰り出せるように何度も練習をしましょう。
まとめ
はい、一挙に17種類のドリブルテクニックを紹介させてもらいましたが、あなたの必殺技に加えたいと思えるドリブルはありましたか?
簡単なドリブルも難しいドリブルもありますが、身に付けるために最も重要なのは “正しいフォームでドリブルを体に染み込ませる” ことです。
正しいフォームというのは、紹介している動画のNBA選手がそれにあたります。
あのNBA選手たちのドライブの仕方、体の使い方、姿勢など、どうすればあのように動けるのかをしっかりと見て覚え、さらに体に吹き込まなければいけません。
ちゃんとできているかわからない場合は、自分の練習風景を動画で撮って “正しい動き方” ができているかを確認することで、よりクオリティの高いドリブルテクニックとして体得することができるでしょう。
正しいフォームで練習を繰り返し、それを1on1などで抜けるかどうか実験し、何度も繰り返してやっと試合で使えるレベルになるのです。
そうやって、いろいろな技を練習していると、副産物的に突如、以前はできなかった技が何の前触れもなくできてしまうこともあります。
やることは決まっています。
しっかりと見て、正しいフォームで練習を繰り返し、実戦で試す。
これだけです。
言葉にすると、すごく簡単ですが、これをきちんと丁寧に実践するのはとても難しいんですよね。
でも、やればできるようになります。
やらなければ、何も生まれません。
ぜひ、常にチャレンジする精神を忘れずに、理想のバスケットプレイヤーになれるように歩み続けてください。
ドリブル上達には基礎・基本が重要になってきます。よかったらこちらの記事もご覧いただければと思います。
→ 初心者さん必読!!バスケのドリブル上達のコツ【16個】~基礎・基本からその先へ!
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