子供に筋トレをさすのは身長が伸びなくなるからやめた方がいい・・・
これは昔から言われている事ですが、実際のところはどうなのか調べてみました。
で、結論から言うと ” 自重トレーニングはした方が良い ” という答えに辿り着いたんです。
適切な筋トレはむしろ身体の成長を促進する!?
知っていましたか?
8歳以上なら、筋トレをすることで身体の成長を促進させてくれるというのです。
身長を伸ばすためには、成長ホルモンの分泌が必要になり、代表的なもので、睡眠時に成長ホルモンは多く分泌されると言われています。
身長を伸ばすためには睡眠をしっかりとりましょう…と言われるのは、この成長ホルモンの分泌量を増やすために必要だからです。
そして、驚くことに、適度な運動でも、この身長を伸ばすために重要な成長ホルモンの分泌量を高めるのだそうです。
実際に、アメリカの小児科学会(The American Academy of Pediatrics)は、「適切な強度の運動を行えば、むしろ身体の成長が促進される」として、子供の筋トレは積極的に行わせるべきだと発表しています。筋トレの開始年齢に関しては、8歳以降が適切だとも述べています。
出典:https://earnest.fit/kids-muscle-training/
ダンベルなど過度な筋トレは身長の伸びを阻害する?
しかし、適度な運動と言っても、重量のある器具を使った過度なトレーニングは、高校生以上までは控えた方がいいでしょう。
というのも、負荷の強すぎる筋トレをすることで、骨や間接に負担をかけてしまい、骨端軟骨と呼ばれる部分を痛めてしまう可能性があるからです。
この骨端軟骨は子供の時は柔らかく、この部分が伸びることで、どんどん身長が伸びていくのですが、過度な筋トレをすることで、この柔らかい骨端軟骨が傷ついてしまい、成長を阻害させてしまう恐れがあります。
さらに、過度なトレーニングをしてしまうと、筋肉への負担も多くなり、身体を成長させるためのエネルギーを筋肉の成長に持っていかれてしまう恐れもあるのだとか。
このことからも、身長を伸ばすためには、ダンベルなど重量を負荷したトレーニングは高校生未満は控え、適度な運動(自重トレーニング)、睡眠、栄養をしっかり摂ることに重点を置くようにした方が良いでしょう。
自重トレーニング|腕立て、スクワット、懸垂、体幹トレで回数は多すぎないように!
適度な筋トレというのは、ダンベルなどの器具を使わない、腕立て、スクワット、懸垂、体幹トレーニングなどの、自重をベースにしたトレーニングです。
回数は、限界の数をやるというよりは、怪我をしないために鍛えるという考え方で行うのが良いと思っています。
我が家としては、最大の目的は、ほどよい刺激を与えて成長ホルモンの分泌量を増やす、というところにしてを置いているので、間違っても限界までチャレンジするということはないです。
我が家は、小3と小5の息子とがいるのですが、1年以上続けている体幹トレーニングに加えて、腕立て伏せもスタートしました。後々は懸垂もしようと画策中です^^
トレーニングの注意点としては、体幹や腕立てなどをする時に、正しいフォームでトレーニングをする、という事です。
力任せに、めちゃくちゃなフォームでトレーニングしてしまって、怪我なんてことになると本末転倒ですからね。
そういう事がないように、しっかりと体調を管理しながらトレーニングをしていくといいでしょう。