ミニバスでは1試合のうちに最低でも10人のメンバーを出場させる必要があります。
つまり、チーム内で10人の中に入ることができれば試合には出場できるという事です。
しかし、下級生に上手い選手がいたり、あとから入ってきた選手に追い抜かれたりして、なかなか出場機会を得ることができない…という選手も少なくありません。
でも、ご安心ください。やることをやれば10人に入るのはそこまで難しい事ではなかったりします。
そこからさらに頑張ることでベスメンになる事も可能になります。ベスメンになるためにはどうすればいいのか?
その可能性をグッと引き上げるために記事を書きました。参考にしてもらえればと思います。
あ、そうそう、ルール改正でチームの人数が少ないと、8人からでも出場できるようになりましたよ…これは少子化もあるからすごい助かる。
・とうろくされた容疑者が10名未満のチームに対して、8名による試合成立を認める
・但し、登録数が10名を超えるチームに対しては、これまで通りの規定を適用する
・2019年4月1日から実施する ~JBAのPDFを引用~
チームにとって必要な選手になる!
試合に出るために最も重要なことは、チームにとって必要で信頼できる選手になるということです。
その次に意識したいのは、コーチにとって必要な選手になる…これも結構重要ですね。
チームにとって必要な選手とは?
チームにとって必要な選手というのは一人ではありません。バスケットボールというのはチームで戦うスポーツですからね。それぞれに重要な役割があるのです。
当たり前のことですが、バスケは相手チームより多く点数を取ることができれば勝利することができるので、得点力が高い選手というのは重宝されます。
その反対に、失点を少なくする事でも、勝利に近づくことができるので、ディフェンス力が高い選手というのも試合に出る可能性は高いでしょう。
得点に繋がるパスが上手い選手や、リバウンドが強い選手も必要になってきます。
技術では劣っていても、全力で大きな声を出してプレーする、チームを鼓舞できるムードメーカーの様な選手も出番は多くなってくるでしょう。
つまり、何か一つの分野で特化して抜け出すことができれば、試合に出る確率はグッと上がるという事です。
ベストメンバーの構成を考える
あとは、チームを指導するコーチがどういうチーム構成を目指しているのかを考える、というも重要になってきます。
得点力?ディフェンス力?声?真面目に練習をする?
基準はコーチによって様々でしょう。
今コーチが何を求めているのか?その求めている者になることができれば試合に出場できるでしょう。
役割はいろいろありますからね、周りの選手を見て、どれか一つでもいいので、一番になれるように努力することで出場機会は格段に上がります。
ベスメンに選ばれる為の7つの習慣
ただ何も考えずに練習を頑張るだけでは効率が悪いのは言うまでもありません。
せっかく頑張っているのに無駄な労力になってしまうのはもったいないとしか言いようがありませんからね。
最短コースでベストメンバーに選ばれるためにやっておきたい、習慣をお伝えしようと思います。
①声を出す
はい、誰でもできます。
でも、多くの選手がしていない事の代表的なことでもあります。
試合に出たいのであれば、まずはチーム内で一番大きな声で練習をしましょう。
これができていないのに、「なんで試合に出れないんだろう…」というのは怠慢でしかありません。声は誰でも出せますからね。
②全力で練習をする
これはもう、当たり前のことです…でも、声出しと同じく、多くの選手がこれもできていません。
やってみてください。確実に周りの選手よりも上達していきますから。
③常に考える
全力で練習をする…に常に考えながらを加えることで一気に世界が変わります。
なぜなら、努力は嘘をつくからです。よく努力は嘘をつかない…というけど、それはまやかしです。
何も考えずにただ一生懸命練習をしても体力はつくかもしれないけど、バスケが上達するかと言えば答えはノーです。
しっかり考えて、カラダと同じように脳みそも鍛えていかないと、バスケは上達しません。
メジャーリーガーのダルビッシュ有選手も言ってましたからね。
練習は嘘をつかないって言葉があるけど、頭を使って練習しないと普通に嘘つくよ。
— ダルビッシュ有(Yu Darvish) (@faridyu) June 11, 2010
④上手い人の真似をする
あなたがチーム内で何番目に上手いのか?そんなことは関係ありません。
あなたより下手でも、あなたより上手い技術を持っている選手はたくさんいるからです。もちろんですが、年齢も関係ありません。
ピボットが上手い選手、パスフェイクが上手い選手、フロントチェンジが上手い選手…etc。
あなたよりも優れている部分を観察し、それを真似してみてください。
チームメイト、対戦相手、テレビ、動画なんでもいいです。真似をしてみてください。
但し、劣化コピーはダメですよ。やるなら完コピをしてくださいね。
⑤コーチに言われたことをよく聞く
コーチに指導されたことを積極的に修正するのはとてもいいことです。
たとえば、シュートフォームの修正、ドリブルの突き方、顔を上げてプレーする、全力でディフェンスに戻る…など、いろいろなことを言われると思います。
しかし、多くの選手はなかなか言われたことを修正しようとしません。
シュートフォームなどはその筆頭です。
どう考えてもフォームがおかしいのに、いろいろな言い訳をしてシュートフォームを修正しない選手は数えきれないほどいます。
ドリブルの突き方や、走る時のフォームなどもそうです。コーチとしてはより良くなってもらいたいから伝えているのに、なかなか実行しない…。
たしかに、修正するのは面倒で大変かもしれません。でも、かなり高い確率で上達するきっかけにはなるはずです。
より良くするために、よく聞き、改善するようにしてみてください。
⑥人が言われている時も自分事として聞く
人が注意されている時に、他人事として聞くのはとても残念なことです。
なぜなら、その注意されているプレーを、あなた自身もできていない、ということが往々にしてよくあるからです。
ということは、人が注意されている事を聞いて、できるようになれば、コーチからすると、この子は言わなくてもできるようになるな…この子はすごいぞ。
という評価になるからです。だから、人が注意されている時も自分事として聞く必要があるのです。
⑦自主練をする
人よりも上手くなるために自主練をするのは最も効果が高い方法と言えます。
むしろ、自主練をせずして人より上手くなろうというのが土台無理なことなのです。
ミニバスや部活で教えてもらった事、動画を見て気づいた事を家で練習してください。確実に上達するはずです。
但し、ただ何となく練習をしても上達しませんよ。しっかりと考えて、今何が必要なのか、どういう風になりたいのかを具体的にイメージして練習に取り組んでください。
コーチ視点で言うと、言ったことが上達するのはもちろんだけど、言っていない事までできるようになると評価は鰻登り間違いなしですよ。
そういう頑張っている選手って、やっぱり試合に出したくなりますよね。
まとめ
試合に出たくても出れない選手はたくさんいます。
その中で、どうすれば出場機会を得ることができるのか?
愚痴を言っても、ただ何となく練習をしても、なかなかチャンスは訪れません。
やることは単純です。考えて努力をする。そうすれば、確実に道は開けます。
”ベスメンになるための7つの習慣” を意識して練習に取り組んでみてください。その先にはベスメンへの道が続いているはずです。
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