子供のバスケがありえないほど上手くなる方法~魔法の言葉編~

子供が成長する魔法の言葉について

我が家ではある呪文を唱えると集中して練習するようになります。

ダラダラ練習している時や、無理だと諦めている時などに抜群の効果を発揮するその呪文とは…。

「NBAプレイヤーになるんじゃないのか?」

 

これが我が家の魔法の言葉。

しかし、この言葉はすべての子供に対して有効なものではありません。

なぜなら、多くの子供たちはNBAを本気で目指していないからです。

一方で、我が家の息子たちは本気でNBAを目標にして日々練習を積んでいます。日々、生活をしています。

だから、この呪文を唱えると効果があるんです。

ダラダラ練習をしている人や簡単に諦めて挑戦しない人がNBA選手になるなんて無理ですからね。

息子達はそれを理解しているから、この言葉が魔法の言葉に変わるわけです。

マサテガ
高い目標に向かって突き進むためには魔法の言葉は絶対に必要になるぞ!ぜひ考えてみてくれ!!

魔法の言葉の作り方

我が家の場合は「NBA選手になるんじゃないの?」が魔法の言葉になるわけですが、人によって魔法の言葉は違います。

ある子供にとっては「レギュラーになるんじゃないの?」かもしれないし、ある子供にとっては「県優勝できないよ」かもしれません。

大事なポイントは「その言葉が子供にとって本当に重要なことを指し示しているのか?」ということです。

まずは子供としっかり話し合い「どこを目指してバスケをしているのか?」「何のためにバスケをしているのか?」を明確にするといいでしょう。

ゴールが明確であればあるほど、その言葉は魔法のような効果を発揮してくれるようになります。

逆に、ゴールを明確なものにしていないと、そこまで実感がわかないために、ただの声掛けになってしまうかもしれません。

ベクトルは同じ方向を向いているか?

ただの声掛けになってしまうと、それはしつこく言っているだけで、子供からすると逆にモチベーションが下がってしまう原因にもなりえます。

重要なポイントは「同じ方向を向いているか?」という事。

たとえば、我が家の場合は家族一丸となってNBAを目指しています。それこそ、本気度MAXなわけです。もちろんですが子供も親もベクトルは同じ方向を向いています。

しかし、これが親は本気だけど子供がそこまでじゃなかったら…違う方向にベクトルが向いていたら…残念ながら魔法の言葉にはならないんです。

魔法の言葉は子供と一緒に作ろう!

このように、ただ一方的にゴールを設定しても、それは子供からするといい迷惑に感じ、マイナスになってしまう事もありえます。

では、どうすればいいか?

何も難しいことはありません。

子供にとってそのゴールが ”目指すべき価値があるもの” ということを理解してもらえればいいんです。

 

そのために、ゴールに到達することでどういう未来が待っているのか…というのを明確にイメージできるように伝える必要があります。

我が家の場合はNBAプレイヤーを目指しているわけですが、こんな感じで未来を想像してもらっています。

 

NBAプレイヤーになったら…

お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんがテレビで応援できてすごく楽しい!
日本の子供たちがプレーを見てワクワクする!
自分もNBAで楽しくバスケをしてワクワクできる!
大好きなバスケで楽しみながらお金がたくさんもらえる!
引退した後はやりたいことがなんでもできる!
ゲームの登場プレイヤーになれる!

まあ、かなりざっくり書かせてもらいましたが、このように大人になった先までイメージしてもらうのがとても重要なんです。

なぜなら、多くの子供たちはこう考えているでしょうから…。

「別に大人になってプロになるわけじゃないし楽しければいいじゃん」

「なぜ大人になったら使わない勉強をしないといけないんだろう」

この考えに支配されてしまうと、物事にたいして120%全力を注ぐという事ができなくなってしまいます。

 

しかし、これがもし、大人になった時に楽しい未来が待っているとしたら、もっと頑張ってやっていたと思うんです。

私自身、子供の頃は勉強がおろそかになっていましたが、必要に迫られたということもあり大人になってまた勉強する機会がありました。

その時、心の底からこう思ったんです…「もっと子供の時に勉強しておけばよかった」と。

 

私は息子たちにそう思ってほしくありませんでした。

「あの頃頑張ったから今があるんだ」と思ってほしいんです。

だから、NBAという高いゴールを設定しました。結果としてそれが魔法の言葉になったわけですが、おかげで小学生ながらに頑張って練習に取り組めるようになりました。

最初は親のひとりよがりから始まる

正直ひとりよがりでもいいと思ってたりもします。

そこに子供が乗っかってくれたら、子供の成長につながるからです。

目標が大きすぎて、叶わなかったらどうしよう…と思うかもしれないけど、本気でチャンレジしてどこまで行けるのか?

という事を知ることができるのは人生にとって、とても価値あることだと私は思っています。

きっとその経験が大人になって役に立つはずです。そういうチャレンジ精神を養うことができるので目標は大きく設定してください。

そして、その目標に行くための分かりやすい言葉を「魔法の言葉」として言ってあげるんです。

決して一朝一夕で作れるようなものではありませんが、本気で子供とゴールを共有できた時にものすごい効果を発揮します。

子供にどんどん成長してもらえるように、ぜひ子供と一緒に「魔法の言葉」を作ってもらえたらと思います。

 

もちろんですが、ただ言うだけではダメですよ。

そこに行くために何が必要なのか?どうすればたどり着くことができるのか?を真剣に考えないといけません。

足らない知識があれば学ぶ必要もあるでしょう。まずはあなたが先に成長する必要があるかもしれません。

そうやって、私も子供達と一緒に日々成長しながらとても楽しい生活を送っています。

最後に、子供の未来は子供が決めるべきだ…というのをよく見たり聞いたりします。実際に私も言われたことがあります。

そりゃそうですよね。私だって子供が自分の意志で決められるのがベストだと思っています。

しかし、すべての子供がそうではないんじゃないかとも思っています。

最初は親の独りよがりでもいいじゃないですか…みんなが楽しければ…。

 

さあ、NBA目指して突っ走るぞ!!

 

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